【7の倍数がカギ?】薄毛と女性ホルモンの関係の真相に迫る

薄毛と女性ホルモンイメージ

女性ホルモンが減少すると薄毛が進行してしまうとよく言われていますが、この記事では薄毛と女性ホルモンの関係について、その真相に迫ります。

女性ホルモンについてのおさらい

ここで少し女性ホルモンについておさらいをしておきます。女性ホルモンとは卵巣から分泌されるホルモンで、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプレストロゲン(黄体ホルモン)の2つを指します。

エストロゲンは妊娠のために男性を惹きつけようと女性としての魅力を引き出すホルモンです。ハリのあるバスト、女性的な体のくびれ、艶やかな髪の維持を促進してくれます。

プレストロゲンは妊娠を継続するためのホルモンであり、妊娠しているか否かは関係なく、常に妊娠していると想定して働きます。なので、プレストロゲンが分泌されると妊娠中によくあるイライラ、不安感、頭痛など体調に不調をきたします。

プレストロゲンは生理の際に外に排出され、その後は再びエストロゲンが分泌されるというサイクルを描きます。

女性ホルモンは「7の倍数の年齢」で変化が起こるとされており、7×4=28歳でピークを迎え、7×7=49歳でその働きを終えます。女性の平均閉経年齢はおよそ50歳ですので、その年齢のころには出産も終えており、女性としての役割は一段落つくということなのでしょう。

女性ホルモンの減少が引き起こす薄毛

女性が薄毛になる原因として女性ホルモンの減少は要因のひとつに考えられます。

正確には、女性ホルモンの減少そのものが原因では無く、加齢や閉経に伴い女性ホルモンが著しく減少するため、排卵、生理をひとつのサイクルとして、バランス良く分泌されていた女性ホルモンが、そのホルモンバランスを崩してしまうことが原因です。

なので、女性ホルモンの減少を抑え、分泌を促してあげることは、薄毛の予防や対策になることは間違いありません。次の項では女性ホルモンを増やす方法、減少を食い止める方法についてご説明いたします。

女性ホルモンを増やす方法

ここでは、女性ホルモンを増やしたり、補充したりする方法について見ていきます。

1.感情をコントロールし、自然体に

女性ホルモンは卵巣から分泌されています。分泌を促す指令を出しているのは脳ですので、ストレスなどを過剰に感じていれば、分泌を促す指令がうまくいきません。逆に幸福感などで脳が満たされていると、女性ホルモンの分泌量は増えるのです。

よく恋愛をすると女性ホルモンが増えると言いますが、幸福感やドキドキ、ワクワクする感情というのは恋愛以外でも得られます。可愛い動物を見てキュンとする感じや、美味しいスイーツを食べた時の満足感などでも脳は満たされていきます。なので、無理をして「恋愛しなきゃ」と焦る必要はありません。

あと、常に「感謝する」という気持ちを持つことも大事です。ストレスというのは、実は自分に原因があることも多いからです。過剰に人の言動や態度に反応したりする事もそうですし、人の悪口、陰口を言う事によって逆にストレスを溜め込む場合もあります。

全ての物事に感謝の気持ちを持つことによって、今まで気にしていた事が気にならなくなり、穏やかな気持ちで日々を過ごすことが出来るようになります。自然体で穏やかな気持ちで過ごしていると、女性ホルモンは自然に分泌されていきます。

2.食べ物から女性ホルモンを摂取するは間違い?

女性ホルモンは卵巣から作られます。なので、本当のところを言うと食べ物から女性ホルモンを摂取するという事はできません。

大豆イソフラボンやプラエリアなどが女性ホルモンには良いとされていますが、正確には女性ホルモンを増やしているのではなく、イソフラボンなどに含まれる成分が女性ホルモンによく似た働きをしてくれているのです。

女性ホルモンの分泌を補助してくれる食品としては、以下のものがあります。

大豆イソフラボン

豆腐や納豆、豆乳などに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンを補助する成分としては有名です。髪の毛をツヤツヤに、お肌のしっとり感が増すなどの効果が得られやすいので、積極的に摂取しましょう。

また、女性ホルモンには血管を強化し、血圧を下げる効果や丈夫な骨の育成を助ける効果があります。

閉経して女性ホルモンが減少すると、「血圧が上がる」「骨粗鬆症になりやすくなる」などの問題が出てきますので、大豆イソフラボンを摂取することで、そのような症状の予防にもなります。

但し、大豆イソフラボンをサプリメントなどで摂取する場合は、過剰摂取には気を付けてください。大豆イソフラボンのみを過剰摂取すると、かえって女性ホルモンのバランスを崩してしまい、体調不良を引き起こしてしまいます。用量を守り、過剰摂取にならないよう気を付けましょう。

ビタミンE

ビタミンEは脳や卵巣に働きかけ、ホルモンの分泌を助けてくれます。ビタミンEを多く含む食品は、主にお茶系(煎茶、抹茶など)やアーモンド、かぼちゃ、アボガドなどがあります。

イソフラボン同様、サプリメントなどで過剰に摂取するとよくありません。ビタミンEの過剰摂取は、骨粗鬆症になりやすくなるという実験の報告例もあります。

卵から良質のコレステロールを

卵に含まれる良質なコレステロールは、女性ホルモンのエストロゲンを作る材料となります。コレステロールと聞くと体に悪そうなイメージですが、一日に1~2個ほどでは体に悪影響はありません。

卵には、脳の機能を高める「コリン」という栄養素の他、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて含んでいる非常に優れた食材です。なので、摂取をすることのマイナスより、摂取することでプラスになる方が多いのです。

3.女性ホルモン補充療法(HRT)

女性ホルモンを補充するひとつの方法として、女性ホルモン補充療法(HRT)という方法があります。

更年期障害の女性ホルモン治療「ホルモン補充療法」とは?

この方法は薄毛の治療というより、「閉経前後に減少した女性ホルモンを薬によって補充し、更年期障害を改善する」という目的で行われている治療です。卵巣を手術で摘出してしまった女性も、この治療を受けているケースもあります。

女性ホルモンを補充する薬は「飲むタイプ」、「貼るタイプ」、「塗るタイプ」に分かれ、それぞれ医師の指示にしたがって自分の使いやすい薬を選びます。

女性ホルモンを補充するという事は、抜け毛、薄毛にも効果が期待できますが、子宮がん、乳がんなどのリスクも伴う療法ですので、女性ホルモン補充療法に詳しい婦人科や産婦人科を探し、医師と相談しながら服用するかどうかを決めてください。

女性ホルモンを減らさないという事も大事

上記では、女性ホルモンを増やすという事に焦点をあててきましたが、女性ホルモンを減らさないという意識を持つことも重要です。生活習慣の中で女性ホルモンを減退させる要素があるものは以下の通りです。

喫煙

たばこが人体にもたらす弊害はすでにご存じかと思いますが、当然女性ホルモンの分泌にも悪影響を及ぼします。禁煙が一番良いのですが、かえってストレスを溜めることにもなりますので、すぐにたばこをやめられないという方は、「一日に吸う本数を減らす」、「禁煙外来に相談する」などしてみてはどうでしょうか。

睡眠不足

睡眠不足や睡眠の質が悪いと女性ホルモンの分泌は悪くなります。規則正しい生活を送り、質の良い睡眠を心掛けましょう。

また、就寝前のスマホやタブレットの閲覧は「メラニン」というホルモンの分泌に影響を及ぼします。メラニンは睡眠、覚醒といった人間の生活リズムをつかさどる大切なホルモンです。

このホルモンの分泌が減少すると、眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなり睡眠の質が落ちてしまいます。最低でも寝る1時間前くらいからは、スマホやタブレットの使用は控えておきましょう。

 

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